謝辞
私の長年にわたる著作において一貫性を確認してくださっている David Sarro 氏の編集作業なしには、この大規模で多岐にわたる作業を遂行することは不可能でした。Hilary Major 氏は、情報を提供して頂き、多様なトピックにおける技術的な疑問を解消する手助けをしてくださいました。Doug Stevens 氏による GC および GCMS についての助言ならびに John Van Antwerp 氏による実用的な LCMS についての情報にも深く感謝申し上げます。
Michael Balogh 氏はウォーターズコーポレーションの質量分析テクノロジー開発の主任科学者です。彼は米国ロジャーウィリアムズ大学で非常勤教授および客員研究員を務め、全米科学財団(NSF)の補助金申請の審査員を務めて来られました。最近では、大気圧イオン源設計の改善、質量分析計のマルチモードイオン化に関心を持たれています。この分野で彼は特許申請済みのテクノロジーを開発してきました。1995 年から 2004 年まで、Michael Balogh 氏は American Society for Mass Spectrometry(米国質量分析学界、ASMS)の液体クロマトグラフィー/質量分析(LC-MS)部門の会長および共催者を務めていました。
過去 20 年にわたる彼の研究成果は、Journal of Nuclear Medicine、Journal of Chromatography、Analytical Chemistry、LCGC、Rapid Communications in Mass Spectrometry などに発表されてきました。彼は、LC-MS の基礎および実践についてのコースを担当し、MS – The Practical Art(MS - 実践的な技術)というコラムを定期的に北米、ヨーロッパ、アジアの LCGC に執筆し、同誌の科学諮問委員を務めています。また、彼は Society for Small Molecule Science(低分子科学学会)の共同創始者で、現在は会長を務めており、Conference on Small Molecule Science(低分子科学コンファレンス)を主導しています。