Empower ソフトウェア展開のオプション

Empower パーソナル

Empower パーソナルは、最大 4 台の分析システムをサポートし、単一のワークステーションでホストされている Empower CDS に必要なコンポーネントをすべて備えています。展開を簡素化するため、ウォーターズでテスト済みの Empower パーソナルワークステーションを活用します。

Empower CDS ネットワーク

ワークフローに単一の CDS を使用することで、クロマトグラフィーデータシステム用の複数のアプリケーションの展開、サポート、維持に関連するコストを削減できます。使用するソフトウェアシステムの数を減らし、一貫性のある標準化されたプロセスを分析者に提供することで、分析者の仕事が楽になります。

単一のワークステーションを超えて拡張する場合、Empower ワークグループまたは Empower エンタープライズで Empower ソフトウェアをネットワーク化すると、以下のような幅広いメリットが得られます。

• より効率的なデータ管理ワークフロー
• シームレスなデータおよびメソッドの共有
• ローカルおよびネットワーク化した装置のコントロール
• 規制対応の強化
• データ保護
• バージョン管理

Empower ワークグループ

Empower ワークグループは、ネットワークのメリットすべてをユーザーに提供し、最大 10 人のユーザーがシステムの無制限の数のシステムに接続できる小規模ネットワークです。

Empower エンタープライズ

Empower エンタープライズを使用すると、ラボ全体にわたって無制限の数のユーザーとシステムをつなぐことができます。エンタープライズスケールの Empower CDS により、ワークフローの無駄とばらつきが減り、プロセスが改善してプロジェクトのコストを削減できるとともに、既存のスタッフでより多くのことを行うことができます。

クラウド展開される Empower エンタープライズ

Empower ソフトウェアは、最初のクラウド展開可能な CDS です。クラウドで展開された Empower エンタープライズにより、Empower エンタープライズのメリットすべてに加えて、好みのクラウドプロバイダーによる IaaS（サービスとしてのインフラストラクチャー）という追加の利点が得られます。これまで以上に簡単に運用を効率化し、一貫性、質、コンプライアンスを向上させることができます。

ネットワークでのクラウド展開を活用することで、以下のことが可能になります。

• 運用、物理的拠点、コンピューターハードウェアとストレージ、環境条件、電力に関連する複数のデータセンターおよび資本コストが不要に
• 再インストール、適格性評価、再バリデーションを行う必要なしに、需要に応じて必要なものから始めて IT リソースをスケーリングし、業務に基づいて増減する
• 意思決定が迅速化する標準化によって、操作が簡素化し、リスクが最小化する
• リソースを迅速に変更する機能を用いて災害復旧モデルを最適化し、クラウドプロバイダーがサポートする別の地域に効率的かつ容易に復旧できる