XSelect Premier カラム

分析法開発に必要な選択性

Waters XSelect Premier カラムにより、選択性が最大化され、ばらつきが最小限に抑えられます。このケミストリーにより、分析法開発の選択性が向上するとともに、ばらつきの原因になる可能性のある望ましくない分析種-表面間相互作用が防止されます。

HSS および CSH の 2 つのベースパーティクルにより、幅広い pH 範囲にわたって、酸性、塩基性、中性の化合物に対して優れた選択性が得られます。ギ酸移動相の場合、XSelect Premier CSH C18 カラムは分析法開発の最初の選択肢です。XSelect Premier Phenyl-Hexyl カラムにより、芳香族化合物に対する選択性を高めることができます。最後に、100% 水系移動相に適合する XSelect Premier HSS T3 カラムにより、逆相 LC 条件下での極性化合物の保持が向上します。

望ましくない相互作用ではなく、お客様が望む結果を

分析法を開発する際には、分析種が流路内の金属イオンと相互作用しないという確信が持てることが極めて重要です。分析種/表面間相互作用により、ピーク形状の不良、分析種の損失/誤同定、および最終的に費用がかかるサンプル分析のやり直しが発生する場合があります。Waters XSelect Premier カラムに採用されている MaxPeak HPS テクノロジーにより、望ましくない分析種/表面間相互作用が大幅に低減され、初回の注入から、サンプル中のすべてのものを見ているという確信を持つことができます。

スマートカラムオプションで規制対応を確保

規制環境下のラボに適したスマートカラムオプションを利用して、カラム情報を確認およびトラッキングします。eCord はデータ記録デバイスであり、粒子径 2.x µm（内径 2.1 mm および 3.0 mm）のカラム本体および ACQUITY UPLC カラムに恒久的に取り付けられており、これらのカラム製品に標準装着されています。正確に言えば、eConnect カラムタグは、Alliance iS HPLC System および Alliance iS Bio HPLC システムでオプションで使用できる、HPLC カラム（粒子径 2.x µm 以上）に恒久的に取り付けた電子タグデバイスです。カラムデバイス（eCord デバイスまたは eConnect カラムタグ）からのデータには、それぞれのシステムのコンソールを使用してアクセスできます。これらのスマートタグデバイスの機能は、カラム履歴の簡単な概要を提供し、トラブルシューティングの基本ツールとして活用できます。これらのデバイスに常駐するデータは自動的にインポートされ、後で Empower CDS を使用して検索できます。