MaxPeak Premier Protein SEC カラム
より信頼性の高い生体化合物の分離がここから始まります。
MaxPeak Premier Protein SEC カラムを活用して優れた生体化合物のサイズに基づく分離を行います。
サイズ排除クロマトグラフィー(SEC)は、インスリンやモノクローナル抗体(mAb)をはじめとするバイオ医薬品の研究開発および製造において、凝集体やフラグメントの分析に用いられる強力な手法です。
ペプチドおよびタンパク質の特性解析用の幅広い Waters SEC カラムおよび標準試料により、優れたバッチ間再現性を達成します。
ウォーターズでは、HPLC、UHPLC、UPLC 分析用の SEC カラムケミストリーを幅広く取り揃えています。
仕様
概要
- Waters MaxPeak Premier Protein SEC カラムにより分離度が 30% 向上
- 「フリーサイズ」のメソッドにより、大がかりなメソッド開発が不要に
- タンパク質およびペプチドの特性解析用の幅広い Waters SEC カラムおよび標準試料により、優れたバッチ間再現性が得られる
- ピークの拡がり、不正確な凝集体の定量、テーリングの増加などにつながる、望ましくない二次的相互作用が軽減する
推奨用途: 10 ~ 650 KDa のタンパク質サイズバリアントのためのプラットホームメソッド
機能ヘッダー
30% の分離度向上を実現
- MaxPeak Premier カラムにより、どんな LC でも、サイズの違いが 2 倍未満の分子種の非常に効率的な分離が可能になる
- テーリングが少ない幅の狭いピークが得られ、合計ピーク面積 0.5% 未満の凝集体やフラグメントの定量が、30% 向上した分離度で正確に行える
- MaxPeak Premier テクノロジーと BEH-PEO パーティクルテクノロジーを組み合わせて活用することで、10 ~ 650 KDa のタンパク質に対する分離効率が向上
より信頼性の高いプラットホームメソッド
- 「フリーサイズ」のメソッドを使用することで、大がかりなメソッド開発が不要に
- 移動相の選択に依存せずに、高分子(HMW)の割合などについて正確な結果が保証される
- リン酸緩衝生理食塩水(PBS)溶離液において、添加剤を必要とせずに 80% を超えるタンパク質サイズバリアントが分離できる
バイオ医薬品に対して極めて不活性
SEC では、サイズのみに基づいてタンパク質を分離することが求められますが、望ましくない二次的相互作用によって、ピークの拡がり、不正確な凝集体の定量、テーリング増加につながることがあります。ウォーターズでは、カラムと粒子の両方での二次的相互作用を低減する以下のような業界をリードするイノベーションを採用しています。
- ハードウェアとタンパク質の間のイオン性相互作用を軽減する MaxPeak High Performance Surface カラム
- 疎水性粒子相互作用を最小限に抑える、高官能基密度のヒドロキシ末端ポリエチレンオキシド(PEO)結合に用いるエチレン架橋型ハイブリッド(BEH)SEC 粒子
- MaxPeak High Performance Surfaces により準備不要の性能が得られ、他のカラムでは通常必要な、時間のかかるカラムのコンディショニングを回避
スマートカラムオプションで規制対応を確保
規制環境下のラボに適したスマートカラムオプションを利用して、カラム情報を確認およびトラッキングします。eCord はデータ記録デバイスであり、粒子径 2.x µm(内径 2.1 mm および 3.0 mm)のカラム本体および ACQUITY UPLC カラムに恒久的に取り付けられており、これらのカラム製品に標準装着されています。正確に言えば、eConnect カラムタグは、Alliance iS HPLC System および Alliance iS Bio HPLC システムでオプションで使用できる、HPLC カラム(粒子径 2.x µm 以上)に恒久的に取り付けた電子タグデバイスです。カラムデバイス(eCord デバイスまたは eConnect カラムタグ)からのデータには、それぞれのシステムのコンソールを使用してアクセスできます。これらのスマートタグデバイスの機能は、カラム履歴の簡単な概要を提供し、トラブルシューティングの基本ツールとして活用できます。これらのデバイスに常駐するデータは自動的にインポートされ、後で Empower CDS を使用して検索できます。