標準および品質証明サンプルバイアル

標準および品質証明サンプルバイアル

分析の失敗を減らし、装置のダウンタイムを短縮することで、ラボの効率を最大限に

分析の失敗を減らし、装置のダウンタイムを短縮することで、ラボの効率を最大限に

未知の汚染物質のピークによる分析の失敗を減らし、規格外のバイアルやセプタムによる装置のダウンタイムを減らすことは、ラボにとって優先事項です。ウォーターズのサンプルバイアル、キャップ、セプタムは、まさにそのために作られています。

Waters 品質証明バイアルは、複数ステップを含む品質証明プロセスにより品質管理されており、バッチ間およびバイアル間での、清浄度、ガラス表面特性、コントロールされた pH シフト、吸着による損失の指定基準に適合し、これらが維持されることを、当社は保証します。低分子および高分子の HPLC アプリケーションまたは UHPLC アプリケーションに適した UV および MS 用のサンプルバイアルを選択することは、ラボの業務上の要求と、分析に必要な最高の質の結果を提供する要件に適合するのに役立ちます。

適切なバイアルを見つけるのに役立つ
Vials combine neutral glass for low adsorption of small molecules with very few background masses detected by MS 標準および品質保証サンプルバイアル

仕様

概要

  • UPLC-UV および MS で清浄度を試験済みの LC-GC、LC-MS、および TruView pH コントロール LCMS 品質証明バイアルが使用可能
  • バイアル間およびロット間で一貫した性能を維持
  • サンプル量が制限されているアプリケーションに対応する高回収率バイアル
  • すべてのオートサンプラーに対応し、さまざまなキャップに適合する設計
  • 注文しやすい様々なサイズと材質のバイアルの組み合わせパック
  • 分析種のピークの変動が減少し、信頼できる結果を取得

推奨用途:LC 分析のリスクを低減しつつ、一貫性と再現性を向上。


どのバイアルがお客様のラボに適しているでしょうか?

どのバイアルがお客様のラボに適しているでしょうか?

ガラス製バイアルとポリプロピレン製バイアル
  • 用途:基本的な従来の分析法にはガラス製。ガラス製が適用できない場合はポリプロピレン製。
  • 利点:低コストで高価値。
  • 品質証明試験:寸法の一貫性
Waters 品質証明バイアル
  • 用途:µg/mL 濃度の化合物のルーチン QC LC-UV 分析。
  • 利点:ガラスやセプタムの製造や包装に由来する残留物による UV 干渉がない。
  • 品質証明試験:UPLC-UV@195 nm、寸法の一貫性
Waters LCMS 品質証明バイアル
  • 用途:10 ~ 100 ng/mL 範囲の低濃度分析種のルーチンの QC および LC-MS 分析。
  • 利点:ガラスおよびセプタムの製造に由来する既知の残留物およびポリマーによる MS 干渉が少ない。
  • 品質証明試験:LC-MS 清浄度、LC-UV 清浄度、寸法の一貫性
Waters TruView pH コントロール LCMS 品質証明バイアル
  • アプリケーション:pH の影響を受けやすい化合物およびバッファリングされていない希釈液の LC-MS およびルーチン QC 分析および定量。バイアル間の一貫性の高い、極性塩基性化合物の吸着の低減
  • メリット:ガラス表面の強化により、ナトリウムイオンやその他の金属イオンの溶液中への浸出が高いレベルの一貫性で低減され、吸着の影響が低減されます。ガラスおよびセプタムの製造に由来する残留物およびポリマーによる MS 干渉が最低限
  • 品質証明試験:UPLC-UV@195 nm 、pH コントロール、MS での分析種吸着、および清浄度のための MS スキャン、寸法の一貫性

データ品質のリスクをコントロールし、予期しないピークやゴーストピークを低減

バックグラウンドノイズの存在が結果に影響を及ぼし、データ品質のリスクや予期しないピーク、あるいはゴーストピークを引き起こすことがあります。バックグラウンドノイズは、多くの要因によって発生することがあります。最も重要な要因の 1 つは、汚染ピークの発生源となるバイアルおよびセプタムの清浄度です。ゴーストピークは、希釈液の著しい pH 変化によって引き起こされることがある分析種の分解によってもたらされます。右図では、上のクロマトグラムは正常な挙動を示し、下のクロマトグラムではゴーストピークが生じています。

Waters 品質証明バイアルは、清浄度試験済みであり、汚染ピークを心配する必要はありません。TruView pH コントロールバイアルは品質証明されており、中性からの pH シフトは最小限に抑えられ、コントロールされます。


トラブルシューティングにかかる時間を節約し、より多くの時間を開発へ

非特異的吸着による分析種の損失により、トラブルシューティングに貴重な開発時間を費やす必要がなくなります。Waters TruView pH コントロール LCMS 品質証明バイアルは、吸着による損失が市販品と比べてより低く、バッチ間およびバイアル間の高い一貫性が得られます。右側のクロマトグラムは、さまざまなバイアル中でのクロルヘキシジンの吸着による損失の比較を示しています。


要求の厳しい MS 分析に最適

LCMS 品質証明バイアルは、百数十 ng/mL の分析種濃度に適しています。Waters LCMS 品質証明バイアルは、トータルイオンカウントと高質量領域でのクラスターの存在について設定された仕様で、m/z 250 ~ 1,000 の MS スキャンで試験されています。右側のクロマトグラムでは、Waters LCMS 品質証明バイアルおよび他社製バイアルの代表的な MS スキャンを、清浄な溶媒の MS スキャンと比較しています。


リソース

ドキュメント

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