Empower Inventory Viewer
Empower エンタープライズ用の包括的な自動インベントリーマッピングツール
Empower エンタープライズ用の包括的な自動インベントリーマッピングツールである Waters Empower Inventory Viewer を使用して、各システムのドライバーバージョン、ファームウェアバージョン、シリアル番号、構成、ステータスなどの重要な情報を迅速かつ正確に可視化します。これにより、Empower エンタープライズにインストールされているシステムおよびモジュールの視覚的なマップを表示でき、Empower ソフトウェア環境のアップグレードや変更を計画する際に、明確で詳細な概要が表示されます。
概要
- 迅速かつ容易にインストールして立ち上げ、シンプルな設定で実行
- 次の拡張、システム全体の更新、またはテクノロジーのアップグレードを事前に計画する
- 自動インベントリーマッピングで効率を向上させ、時間を節約する
- データの関連性を確保し、自動データ更新でスケジュールされた更新を設定する
- ネットワークを表形式のデータまたはグラフとして表示する
- 複数のユーザーを追加して、暗号化された情報とデータを同時に表示する
推奨用途:Empower エンタープライズ全体のインベントリーを包括的かつ自動的にマッピングする。
Empower ソフトウェアのすべての情報を 1 か所で表示する
Empower Inventory Viewer は、Data Collector(データコレクター)と Data Viewer(データビューアー)の 2 つのコンポーネントで構成されています。Data Viewer(データビューアー)は、インストールされた Empower エンタープライズ環境から集めた情報を暗号化します。このツールは、ネットワーク全体からの Empower ソフトウェアのノードおよびシステムの情報を、手動操作なしで 1 か所で正確に表示するように設計されています。
LAC/E サーバーの詳細を簡単に表示
Show my Nodes(ノードの表示)ダッシュボードには、ネットワークにインストールされている各 LAC/E ボックスに関する情報が表示されます。Show my Nodes(ノードの表示)ダッシュボードにより、各ノードに接続されているすべてのモジュールとインストール済みファームウェアを表示できます。以下のような重要な情報も簡単に表示できます。
- ノード名
- 前回の起動日時
- BIOS バージョン
- 合計/使用可能 RAM
- ドメイン
- ホットフィックスのインストール回数
- Empower ソフトウェアバージョン
- サービスリリースおよび機能リリースの追跡
- サポートプランの識別
ネットワーク上の装置をフィルタリングする
フィルターを使用して、必要な情報に応じて、Empower エンタープライズ全体または単一の装置を選択できます。Filter my Instruments(装置のフィルタリング)ダッシュボードでは、特定の装置またはネットワーク全体を選択して、各システムの構成、およびファームウェア、シリアル番号、ノード接続などの詳細なモジュール情報を表示できます。
以下の条件でフィルタリングできます。
- モジュール情報
- 取り込みサーバー接続名
- 各システムのモジュール数
- インストール済みファームウェアバージョン
- シリアル番号
- システムの状態
- 装置名
- 通信カテゴリー(IEEE または Ethernet)
- 前回/次回のサービス日
- インストールした場所
Draw my Lab(ラボ概略図)
Draw my Lab(ラボ概略図)を使用して、Empower エンタープライズのドメイン内にインストールされたすべての装置システムのグラフィック表示を作成します。
バックグラウンドで重要なデータを収集する
Data Collector(データコレクター)は Empower エンタープライズ内のクライアントにインストールされ、Empower ソフトウェアデータベースと通信して、装置システムから必要なデータを収集します。これはバックグラウンドで動作して、Empower エンタープライズの各ノード、システム、モジュールの詳細を収集し、Data Viewer(データビューアー)によって使用される暗号化されたファイルとして格納されます。
Configuration(設定)ページ
Data Collector(データコレクター)の Configuration(設定)ページは、Empower の管理者またはウォーターズのプロフェッショナルサービスコンサルタントが、Empower エンタープライズに必要な接続や調整を行えるように設計されています。
重要な情報を自分のペースで生成する
Empower エンタープライズからの情報を指定の頻度またはスケジュールで生成することにより、変更や更新をモニターできるため、ユーザーは日常のラボ業務に集中できます。将来のレビューのために、情報をオフラインフォルダーに格納することもできます。