Alliance HPLC システム

Alliance HPLC システム

高い質の規制準拠したデータが確実に得られる - いつでもどのラボでも

高い質の規制準拠したデータが確実に得られる - いつでもどのラボでも

液体クロマトグラフィー(LC)システムは、科学的決断および経営的決断が得られるよう、明確な結果を出せることが必要です。ウォーターズの LC への取り組みにより、最新の Alliance HPLC システムで成功を続け、十分な情報に基づいた意思決定を推進するためのデータが得られることで世界中の科学者から信頼が寄せられています。

業界標準の性能と信頼性に基づいて構築された Alliance HPLC システムは、今日のビジネス上の課題に対応する機能を提供します。Alliance HPLC は、実績ある性能の歴史を誇り、業界で最も選ばれてきた、分析法開発やルーチン分析に適した分析 HPLC システムです。

Alliance HPLC System Alliance HPLC システム

仕様

最大動作圧力

5,000 psi

前面パネルディスプレー

使いやすいコントロールパネル

移動相

Auto-Blend テクノロジーにより最大 4 種類まで

流量範囲

最大 10 mL/分

サンプルのキャリーオーバー

≤0.0025%(カフェインを使用して指定条件下で測定)

サンプルコンパートメント

4 ~ 40 ℃

ポンプオプション

クオータナリー

溶媒のコンディショニング

真空脱気

カラム容量

標準で最大 3 本までのカラム

最大サンプル数

120

検出器オプション

可変 UV

フォトダイオードアレイ

蛍光

示差屈折率

エバポレイト光散乱

電気化学

電気伝導度

質量分析計

外部制御

Empower ソフトウェア

MassLynx ソフトウェア

物理的仕様

幅:45.7 cm(18.0 インチ)または 58.4 cm(23.0 インチ)、カラムヒーターを含めて

高さ:57.1 cm(22.5インチ)

奥行:57.1 cm(22.5インチ)または 64.8 cm(25.5 インチ)、サンプルヒーター/クーラーを含めて

概要

  • 実績のある信頼性が高く頑健な HPLC 分離用の主力装置
  • ソルベントマネージャーとサンプルマネージャーの統合によりシステム間の性能差をなくし、高い再現性を実現
  • 日々の LC システムスタートアップを簡素化する高度なソフトウェア機能

推奨用途:一貫性とコンプライアンスが最優先される標準的な HPLC ワークフロー向け


年月を経ても変わらぬ卓越した性能

Alliance HPLC システムの一貫性により、日間変動や年間変動が抑えられ、分析結果に対する卓越した信頼性を確保します。一貫した信頼性の高い性能を提供するウォーターズの主力の HPLC テクノロジーにより、正確で再現性のある結果が得られます。新たに製造された Alliance HPLC システムであるか、数年前に開発されて使用されてきた Alliance HPLC システムであるかに関わらず、この装置は実績のある信頼性が高く頑健な HPLC 分離用の主力装置です。


メソッドの要求を上回る性能

Alliance HPLC システムでは、高い注入精度と再現性よく正確な流量により、結果の信頼性が確保され、簡単なピーク同定、精密な定量、優れた保持時間の再現性が得られます。

内蔵の溶媒デリバリーシステムは、クオータナリー混合機能を備え、ディレイボリュームが一定であるため、システムの背圧と無関係に、一貫した予測可能な結果が得られます。サンプルマネージャーの柔軟性の高い注入機能は、幅広い範囲の注入量(2 mL まで)に対応し、通常 0.005% を下回る優れたキャリーオーバー性能を示します。


カラムケミストリーおよび質量検出の進歩

Alliance HPLC では、粒子径の小さいカラムケミストリーを活用して、ラボの効率を向上させることができます。粒子径 5 µm のパーティクルケミストリーから粒子径 2.7 µm の CORTECS カラムに移行することにより、分離の向上と実行時間の短縮というメリットが得られます。

簡単に使用でき、既存のワークフローに簡単に統合できる ACQUITY QDa 検出器による質量確認を追加することで、データの信頼性がさらに向上します。Empower 3 ソフトウェアによる分析で UV/Vis 検出器のデータと質量分析(MS)のピークを照合することにより、分離された各ピークの質量情報を得ることができます。


特長およびメリット

  • 4 溶媒混合。11 種類の独自のグラジエントプロファイル曲線によりアイソクラティックアプリケーションおよびグラジエントアプリケーションに対応し、Auto-Blend テクノロジーにより、任意の比率で最大 4 種類の溶媒を混合できます。逆相、順相、GPC、SEC、IEX などの溶媒の種類に適合します。
  • 高度な溶媒送液機能。ダンパーを使用せずに脈流のない溶媒送液が行える連続流路。オンラインでの溶媒脱気と自動の溶媒圧縮率補正により、正確な流量が実現。あらゆる種類の溶媒で頑健な動作が可能になるシール洗浄機能が標準装備されています。
  • オプションの温度制御環境。オプションの温度制御環境に最大 120 本のバイアルを収納可能。アクティブでユーザー設定可能なニードルウォッシュにより、キャリーオーバーが低減。0.1 ~ 100 µL で可変の注入量が標準で、オプションで最大 2 mL の注入が可能。STAT サンプルと自動追加に対応。
  • 検出とカラムのオプション。オプションで、カラムヒーター、加熱/冷却、またはカラム切り替え機能が利用できます。フォトダイオードアレイ、UV/Vis、蛍光(FLR)、示差屈折率(RI)、エバポレイト光散乱(ELS)、電気化学、電気伝導度、質量検出などの検出器に対応しています。
  • 直感的なインターフェースとソフトウェア。SystemPREP によって簡素化した毎日のセットアップにより、大型 LCD 画面上でシステム設定に即座にアクセスできます。Empower、MassLynx、およびのサードパーティー製ソフトウェアパッケージに対応しています。
  • コンプライアンス対応。Waters Empower ベースの自動システム適格性評価ツール(SQT)をサポートし、GMP、GLP、ISO 17025、USP <1058> などの基準を遵守するための年次適格性評価にかかる時間とコストを抑えることができます。

リソース

ドキュメント

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サポート

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関連情報

ACQUITY QDa II 検出器は、クロマトグラファーのクロマトグラフィー分析におけるニーズを元に開発した質量検出器です。堅牢で信頼性が高く、サンプルの調整も不要で、お使いの LC、ACQUITY UPLC、UPC2、および分取精製システムに組み込むことができます。

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