ACQUITY Arc システム
切り替え操作一つで HPLC および UHPLC の両分析法に対応
ACQUITY Arc システムは最新のクォータナリー LC システムです。既に確立された分析法を使用している研究者に、バリデートされた試験をサポートしながら HPLC と UHPLC のギャップを埋める柔軟性と堅牢性を提供します。
- コンプライアンス対応のハードウェアおよびソフトウェアを使用して、1 台の装置で、HPLC 分離と UHPLC 分離の両方を行える
- 2.x μm 粒子カラムのメリットを利用して、分析法のクロマトグラフィー性能を強化
- Auto・Blend Plus テクノロジーによるオンデマンド移動相調製を使用して、面倒でエラーが発生しがちな手動調製アプローチを回避
- デュアル流路とグラジエント SmartStart の組み合わせにより、システム間のデュエルボリュームの差を調整し、システム間の再現性を達成
ACQUITY Arc システム
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仕様
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最大動作圧力 |
9500 psi |
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pH 範囲* |
1 ～ 12.5 |
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動作流量範囲 |
最大 5 mL/分 |
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サンプル流路 |
ステンレススチール |
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サンプルキャリーオーバー |
≤ 0.002%（カフェイン）、UV 条件下 |
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サンプルコンパートメント |
4 ～ 40 ℃ |
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ポンプオプション |
クオータナリー |
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溶媒のコンディショニング |
パッシブプレヒーターおよびアクティブプレヒーター |
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カラム履歴管理 |
eCord テクノロジーにより、カラム情報と使用履歴を保存可能 |
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カラム容量 |
長さ 150 mm、内径最大 4.6 mm のカラムが最大 15 本まで使用可能 |
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最大サンプル数 |
最大 20 プレート（サンプルオーガナイザーを使用） |
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検出器オプション |
TUV 検出器 PDA 検出器 FLR 検出器 RI 検出器 ELS 検出器 EC 検出器 |
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外部制御 |
Empower ソフトウェア MassLynx ソフトウェア |
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物理的仕様 （QSM-R または BSM-R、SM-FTN-R、30 cm CH） |
幅：34.3 cm（13.5 インチ） 高さ：71.1 cm（28.0 インチ） 奥行き：71.2 cm（28.0 インチ） |
概要
- スイッチ一つで HPLC から UHPLC へ - マルチフローテクノロジーによって HPLC と UHPLC を簡単に切り替えて、カラム分離に適したデュエルボリュームを選択します。
- 日々のセットアップを簡便化 - システムのプライムおよび平衡化を含め、システムの毎日の起動を Empower 3 ソフトウェアによって完全に自動化します。ACQUITY Console を使用したシンプルで直観的なインターフェースにより、すべてのシステム構成要素のリアルタイム情報が 1 か所で得られます。
- 再現性の向上によって、移動相調製が迅速化 - 移動相の調製に費やす時間が低減するとともに、Auto・Blend Plus テクノロジーで pH バッファーを純粋な溶媒からオンラインで調製することにより、調製の日間再現性が向上します。
- キャリーオーバーを最小限に抑制 - 高度なフロースルーニードル設計により、分析中に常にニードルがクリーニングされ、キャリーオーバーが 0.002% 以下に抑えられます。
- 柔軟で安定した分析法開発を実現 - カラムマネージャーのオプションにより、長さ 50 mm ～ 300 mm のカラム最大 15 本を、温度範囲 4 ℃ ～ 90 ℃ で使用可能です。オプションの内蔵カラム選択バルブにより、カラムの交換を自動で迅速に行うことができます。
- 分析法移管のニーズに安定性を提供 - 内蔵のアクティブプレヒーターオプションによって、安定で均一な温度管理が行え、ラボ間の分析法の再現性が確保されます。グラジエント SmartStart により、システム容量の差を容易に調整でき、従来の LC システムから分析法テーブルの変更なしに分析法を移管することができます。
推奨用途：クロマトグラフィーを最新化すると同時に、古いバリデーション済みの分析法を実行できる。
機能ヘッダー
既存の分析法を再現
ACQUITY Arc システムを用いて、分析法の完全性を確保しつつ、バリデーション済みのグラジエントテーブルを変更することなく、LC プラットホームからの分析法をシームレスで効率的に移管、調整、改良できます。
ACQUITY Arc システムは、Arc Multi-Flow Path テクノロジーやグラジエント SmartStart などの独自機能によってシステム間の差異を補正し、使用している既存の HPLC を用いた分析法を再現します。これらの革新的な特性により、使用している既存の分析法を、バリデーション済みのグラジエントテーブルを変更することなく、クロマトグラフィー結果をシームレスに再現して、お客様の許容基準を満たすことができます。
スイッチ一つで HPLC から UHPLC へ
ACQUITY Arc システムの Multi-Flow Path テクノロジーにより、カラムでの分離に適したデュエルボリュームを選択することによって、HPLC 操作と UHPLC 操作を簡単に切り替えることができます。ACQUITY Arc システムの信頼性と頑健性により、製品の一貫性と規制ガイドラインの遵守が確保されると同時に、ダウンタイムおよびメンテナンスが少なく抑えられます。
ACQUITY Arc システムを使用することで、バンド拡散特性を効率的で迅速な 2.x µm の UHPLC 分離またはそれ以上（3.0 ～ 5.0 µm）の粒子と組み合わせることによって生産性を高め、広範囲の LC アプリケーションに対応するために必要な柔軟性が得られます。
日々のセットアップを簡素化
ACQUITY Arc システムに含まれる高度なソフトウェア機能で、ラボのワークフローを改善します。
- システムのプライムおよび平衡化を含め、システムの起動を Empower 3 ソフトウェアが完全自動化。
- ACQUITY Console を使用したシンプルで直観的なインターフェースにより、すべてのシステム構成要素のリアルタイム情報が 1 か所で得られます。
- Auto・Blend Plus テクノロジーにより、オンラインで純溶媒から pH バッファーを調製し、移動相調製にかかる時間を大幅に削減できると同時に、調製の日間再現性が向上します。
長期にわたり使用可能な分析法を開発
分析法開発において、UV に対して相補的な検出アプローチを検討していますか？フォトダイオードアレイによる検出と同じくらい簡便な LC-MS ソリューションを使用することにより、分析法開発が効率化します。
ACQUITY Arc システムは ACQUITY QDa 質量検出器に完全に対応しており、同じ Empower ソフトウェアを使用して得られる情報を拡充することで、効率的で頑健な分析法の開発をサポートします。システムによって、定性的質量スペクトルデータとクロマトグラムのピークは自動的にマッチされます。
スタンダードを注入することなく、分離のピークのアイデンティティーを確認
分子量情報により分離された新しいピークを同定
未分離のピークを検出し、ピークの均一性と純度を判定
分析条件が変わっても容易にピークをトラッキング
