ウォーターズコーポレーションの社長兼 CEO である Udit Batra 博士は、医療およびライフサイエンス業界における 20 年以上のリーダーシップと業務経験で得られた専門知識を誇っています。Udit 博士には、数十億ドル規模の国際企業のリーダーとして、業界トップの成果を上げてきたという確かな実績があります。
2020 年 9 月にウォーターズに入社する前は、売上 80 億ドル、従業員数 22,000 人を超えるグローバル企業である MilliporeSigma の CEO を務めていました。2015 年には、当時のライフサイエンスツール業界で最大の合併による MilliporeSigma の設立を主導し、これを業界トップの企業の 1 つに育て上げて、過去最高の売上成長と利益率の向上を達成しました。2011 年から 2013 年にかけては、Merck KGaA のコンシューマーヘルス事業の CEO として活躍し、同社は、彼の在任期間に事業の収益性が 2 倍に伸び、業界トップレベルの層において有機的成長を遂げました。
それ以前の経歴としては、Novartis において、幅広いリーダーとしての立場を務めました。ワクチンおよび診断における企業戦略、国際的な公衆衛生および市場アクセス部門のリーダーを務めた他、オーストラリアの製薬部門の社長も務めました。在職期間中、この子会社はオーストラリアの競合会社、および Novartis 社内でも最も急成長を遂げた事業となりました。Udit は、その経歴の全体にわたって、特に低所得世帯の学生を対象とした科学教育の擁護、女性のリーダーシップ育成および促進に努め、自身が率いる組織全体の多様性を高めることを強く主張してきました。
Udit は、2023 年デラウエア大学著名な卒業生の壁(2023 University of Delaware Alumni Wall of Fame)、2022 年 PharmaVOICE 栄誉の殿堂(PharmaVOICE Hall of Fame)、Mass Technology Leadership Council の 2021 年の科学技術トップ 50(Tech Top 50)、米国ニューイングランド評議会による 2020 年に最も活躍したニューイングランドの人物(2020 New Englander of the Year)、2019 年 NECA 最優秀実業家(2019 New England Choice Awards Business Person of the Year)、PharmaVOICE 誌が選んだ最も感銘を与えた人物 100 人(PharmaVOICE Top 100 Most Inspirational People)(2017 ~ 2019 年)、ボストンビジネスジャーナルの 2019 年の最も有力な 50 人(Boston Business Journal’s 2019 Power 50)および 2016 年の年間最優秀 CPhl 製薬企業 CEO(2016 CPhl Pharma CEO of the Year)など、そのリーダーシップに対して数々の称賛と表彰を受けています。
現在 Udit は、ボストン小児病院の信託委員会(Trust Board)および米国分析・ライフサイエンス・診断機器協会(Analytical, Life Science & Diagnostics Association、ALDA)の理事会メンバーを務めています。Udit はまた、化学工学の博士号を取得したプリンストン大学の化学工学科、および化学工学の学士号を取得したデラウェア大学の諮問委員会のメンバーを務めています。
Keeley Aleman は、2019 年にウォーターズコーポレーションのシニアバイスプレジデント兼法務顧問兼書記役に任命されました。彼女は、グローバルな法的問題、およびウォーターズの環境、社会、ガバナンスプログラムを担当しています。
Keeley は、2006 年にアシスタント法務顧問としてウォーターズコーポレーションに入社しました。ウォーターズ入社以来、バイスプレジデント、副法務顧問兼副書記役、副法務顧問など、昇進してさまざまな役職を歴任しました。彼女は、事業取引、商業戦略、合併と買収、知的財産、コンプライアンス、コーポレートガバナンス、および組織的な問題について助言を行っています。
ウォーターズに入社する前は、彼女は Goodwin Procter LLP および Testa, Hurwitz & Thibeault, LLP の法定代理人でした。
マサチューセッツ州の Lawyer Weekly 誌は、2017 年の最も卓越した女性法律家(Top Women of the Law)として Keeley Aleman を表彰しました。
Keeley Aleman はカリフォルニア大学デービス校を優秀な成績で卒業し、ボストン大学ロースクールを極めて優秀な成績で修了しました。
Jianqing Bennett は、2021 年にウォーターズコーポレーションの TA 装置部門のシニアバイスプレジデントに任命され、2022 年に臨床事業ユニットのリーダーに就任しました。彼女は、材料およびライフサイエンス分野のお客様向けの分析ソリューションで TA 装置部門を高成長市場に導き、質量分析による診断の業界リーダーとしてウォーターズの臨床事業を確立しました。
ウォーターズに入社する前は、Jianqing は Beckman Coulter Diagnostics(Danaher の事業会社)高成長市場部門のシニアバイスプレジデントを務め、高成長市場部門の P&L を担当して in vitro 臨床コアラボソリューションの全製品ラインを管理し、収益の増大と市場占有率の獲得を推し進めました。Beckman Coulter Diagnostics の前は、Carestream Health において 14 年間、数々の昇進を受け、その中で 2015 年から 2017 年まで Medical Digital Business のプレジデントを務めました。
Carestream Health の前は、1995 年から 1999 年まで中国の GE Healthcare 社、2001 年から 2003 年まで米国の GE Healthcare 社で多数の役職を務めました。
Jianqing は中国上海の復旦(Fudan)大学でバイオ医療工学の学士号を取得し、アイオワ大学のマネジメント情報システムの分野で MBA を取得しています。
Rob Carpio は、2024 年にウォーターズ事業部担当シニアバイスプレジデントに任命されました。彼は、液体クロマトグラフィー(LC)装置および質量分析(MS)装置、消耗品、インフォマティクス、営業、マーケティング、サービスを担当しています。Rob は、製品開発チームと販売チーム、ならびにウォーターズ事業部のすべてのグローバル戦略企画の部門間協力を監督しています。
ウォーターズに入社する前、Rob は、Madison Industries の Filtration Group でライフサイエンス部門のグループプレジデントを務めていました。Madison において、Rob は多数の分散型ビジネスユニット(BU)を率いてきており、最新の役職では、ライフサイエンスアプリケーション範囲全体にわたって特殊部品と材料をグローバルに提供する、従業員数 2,400 人のライフサイエンスに重点を置く 8 つの BU を率いるに到りました。 Madison 以前は、Precision Castparts Corporation、Alcoa Corporation、McKinsey & Company で、グローバルな責任がますます高まっている役職に就いていました。 Rob は 米国陸軍でキャリアを始め、現役勤務するとともにマサチューセッツ州兵のメンバーとしての役割を果たしていました。
Rob は、ウェストポイントの米国陸軍士官学校でシステムエンジニアリングの学士号を、オクラホマ大学で人事の修士号を取得し、ハーバードビジネススクールで優秀な成績で MBA を取得しています。
Amol Chaubal は、2021 年に、ウォーターズコーポレーションの最高財務責任者に任命されました。Amol は、財務および情報技術部門のあらゆる側面を担当し、ウォーターズの変革戦略および長期的な価値創造の構築に携わっています。
ウォーターズに入社する前は、2019 年以来 Quanterix の最高財務責任者として、安定的な株主価値創造および還元の監督していました。2017 年から 2019 年までは、Smith & Nephew でグローバル事業担当最高財務責任者を務めました。Smith & Nephew の前は、2015 年から 2017 年まで、PAREXEL の臨床研究サービスおよびアクセス事業の副社長兼財務責任者を務めていました。2013 年から 2015 年にかけて、Brookfield Asset Management に属する Brookfield Renewable Energy グループの北米担当最高財務責任者、そして地域の最高業務執行責任者を歴任しました。Brookfield の前は、Novartis Vaccines & Diagnostics の北米担当最高財務責任者を務め、Novartis で 11 年間、スイス、カナダ、米国にわたって徐々に責任が重い役職を歴任してきました。彼は Procter & Gamble でキャリアをスタートしました。
ムンバイのインド工科大学で化学工学の修士号、フランスの INSEAD でMBA を取得しました。
Kristen Garvey は、2018 年にウォーターズコーポレーションに入社後、2019 年にウォーターズコーポレーションの企業広報担当バイスプレジデントに任命されました。Kristen は、多数の利害関係者のグループ全体にわたるウォーターズの広報戦略を担当し、PR 活動、企業ブランディング、コミュニティへの参加、社員コミュニケーションを監督しています。Kristen は、ウォーターズブランドへの親和性と認知度をグローバルに高める取り組みを主導しています。
ウォーターズに入社する前は、EMC と Dell Technologies で社内コミュニケーションを主導し、IT 史上最大の技術統合におけるコミュニケーション戦略において重要な役割を果たしました。Kristen は根っからのマーケターであり、Chadwick Martin Bayley と DataViz で、マーケティングリーダーとしてさまざまな職務を果たしてきました。
Kristen は、ニューイングランド評議会およびボストン商工会議所女性ネットワーク諮問委員会の委員を務めています。Kristen はマサチューセッツ大学アマースト校でコミュニケーションの学士号を取得しています。
Cheryl Kennedy は、2024 年にウォーターズコーポレーションの人事部門のシニアバイスプレジデントに任命されました。彼女は、エンドツーエンドのリーダーシップ、学習および開発、後継者育成、人材獲得、トータルリワード、人事業務およびテクノロジー、従業員エンゲージメント、多様性と包含性を担当しています。
Cheryl は、ウォーターズに入社する前は、Blackstone ポートフォリオ企業である Ascend Learning の最高人事責任者であり、ここで、組織有効性を高め、成長を推進するリーダーシップ機能を構築することで、会社の企業戦略を加速することに尽力しました。以前 Cheryl は、Welch's の最高人事・持続可能性責任者として中心的な役割を果たし、文化、人材、事業に関する戦略の調整を主導して、会社の利益を 3 年間で 3 倍にするのに貢献しました。Welch's の前は、Hasbro に 10 年にわたって在籍し、徐々に役職の責任が重くなって、最終的に人事担当シニアバイスプレジデントになりました。キャリアの初期には、さまざまな業界の経営陣と取締役会の両方に助言する人材・報酬コンサルタントをしていました。
彼女は、ロードアイランド大学で、一般教養の学士号およびファイナンスの修士号を取得しました。
Chris Ross は、2022 年にウォーターズコーポレーションのグローバル事業担当のシニアバイスプレジデントに就任しました。ウォーターズの世界中の製造、サプライチェーン・流通、施設、安全衛生、調達、品質の各部門を担当しています。
ウォーターズに入社する前は、MilliporeSigma(ドイツのダルムシュタットにある Merck KGaA の 90 億ドル規模のライフサイエンス部門)に 14 年間在籍し、直近では、ライフサイエンス部門の中間責任者兼統合サプライチェーン事業の責任者を担当していました。彼は、ライフサイエンス部門の中間責任者として、グローバル科学コミュニティと協力して事業の戦略的方向性を主導し、業界における困難な課題を解決して、研究とバイオテクノロジー製造をよりシンプル、迅速、そして安全にしました。サプライチェーン事業の責任者として、世界中の製造、サプライチェーン、グローバル流通を担当し、製品のコスト、品質、供給の改善に携わってきました。彼は 2019 年に、ドイツのダルムシュタットにある Merck KGaA の米国スピーカーに任命され、「ワンカンパニー」アプローチを推進して、米国全体で会社を代表しています。
Chris は、ニューイングランド協議会およびボストン商工会議所の理事を務めています。彼は、シアトルのワシントン大学で MBA を取得し、ウースター工科大学で電気工学の学位を取得しています。
Daniel Rush 博士は、2021 年にウォーターズコーポレーションの戦略および変革担当シニアバイスプレジデントに任命されました。この役職において彼は、執行委員会と協力して世界規模の企業戦略を策定して事業化し、M&A の責任を共有するとともに、グローバルリサーチ機能を主導しています。
ウォーターズに入社する前は、Bristol Myers Squibb(BMS)でグローバル商業化戦略およびイノベーション担当バイスプレジデントを務め、デジタルカスタマーモデルの変革を主導し、商業、医療、市場アクセスにわたる新規イノベーションシステムの導入を担当しました。BMS の前は、Novartis で 8 年間、Global Pharma Strategy の幹部職、Afinitor® の米国上市リーダー、Zometa® の米国マーケティング責任者など、様々なセールス、マーケティング、戦略のリーダーとしての役割を果たしました。
Dan は、カリフォルニア大学のアーバイン国立研究所およびサンディア国立研究所で材料科学のポスドクをした後、Merck で医薬品研究開発の科学者としてキャリアをスタートしました。
ボウディン大学で化学と歴史学の学士号を取得し、エール大学で物理有機化学の博士号を取得しています。
取締役会
Galderma 社の取締役会議長兼最高経営責任者
Flemming Ornskov 博士は現在、皮膚科学に焦点を合わせたヘルスケア企業である Galderma の CEO です(2019 年以来)。
彼は、数多くの国際的製薬企業、バイオテクノロジー企業、ヘルスケア企業の、最高幹部の職務および取締役会での広範な実務経験を持ち、ヘルスケア業界での広範な国際的、戦略的計画策定、運営の経験と合わせて、運営および医療の知識をもたらします。
Ornskov 博士はコペンハーゲン大学の医学部から医学博士号を取得して、ハーバード公衆衛生大学院から公衆衛生学の修士号を、INSEAD から経営学の修士号を取得しています。
ウォーターズコーポレーションの社長兼最高経営責任者
Batra 博士は、2020 年以来、ウォーターズコーポレーションの社長兼最高経営責任者を兼務してきました。
彼は、数十億ドル規模のグローバル組織でのリーダーシップを含み、医療およびライフサイエンスの業界での 20 年を超えるリーダーシップおよび専門知識をもたらしました。
Batra 博士はデラウェア大学から理学士号を授与され、プリンストン大学から化学工学の博士号を授与されました。
PRA Health Sciences 社の元執行副社長兼最高財務責任者
Baddour は、PRA Health Sciences 社の元執行副社長兼最高財務責任者(2007 ~2018 年)です。
彼女は、ヘルスケア、ライフサイセンス、製薬サービス、銀行取引にわたる最高財務責任者としての幅広い経験によって身につけた、経理、財務、およびヘルスケア業界の意義のある専門知識を、ウォーターズの取締役会に提供しています。
Baddour は公認会計士でもあり、ノースカロライナ大学ウィルミントン校から文学士号および経営学修士号を授与されました。
Boston Scientific Corporation の執行副社長兼最高財務責任者
Brennan は現在独立社外取締役です。
彼は、数十億ドル規模のグローバル組織を含む医療機器業界で 20 年以上、財務のリーダーシップを取ってきており、そこですべての財務業務、事業開発、戦略開発を担当しています。Boston Scientific では、成功を収めた利益率と収益成長イニシアチブの監督を補助しました。また、公開会社の取締役会の経験もあります。
Brennan は公認会計士であり、バブソン大学で理学士号と経営学の修士号を取得しています。
Eaton Corporation 元副会長兼最高財務計画責任者
Fearon は現在独立社外取締役です。
彼は、国際ビジネスでの経験と、財務、事業開発(M&A)、インフォメーションシステム、内部監査、投資家向け広報(IR)、戦略的計画の専門知識をウォーターズの取締役会にもたらしています。また、公開会社の取締役会の貴重な経験もあります。
Fearon は、スタンフォード大学で学士号を取得し、ハーバード大学で法学博士号と経営学修士号を取得しています。
Dunad Therapeutics の社長兼最高経営責任者
Huang は、Novartis が支援するバイオ医薬品のスタートアップ企業である Dunad Therapeutics の現社長兼最高経営責任者です(2022 年 5 月以来)。
彼女は、医薬品業界での最高幹部および運営の役割での広範囲におよぶ国際経験および運営経験に加えて、深い科学知識をもたらしています。
Huang は MIT から生物学の理学士号を、プリストン大学から分子生物学の博士号を取得しました。
Pharmaceuticals Region China & Asia Pacific の元執行副社長兼社長、Bayer AG の Bayer グループ大中華圏社長
Jiang は現在独立社外取締役です。
中国およびアジア/太平洋地域全体に特別に焦点を合わせた、医薬品および医療機器業界での 25 年を超える経験により、彼はウォーターズの取締役会に経験豊富な国際的洞察をもたらすことができます。
Jiang はインディアナ州立大学から経済および財務管理の修士号を、キャンベル大学から経営学士号を授与されました。
Baxter International のエグゼクティブバイスプレジデント兼医療製品 & 医薬品担当グループプレジデント
Knight は現在、Baxter International の医療製品 & 医薬品担当のエグゼクティブバイスプレジデント兼グループプレジデントを務めています(2023 年以降)。
彼女は、約 30 年にわたって医薬品および医療機器業界でグローバル事業および CM をリードしてきた経験を持ち、果敢な実行、事業変革、ポートフォリオの革新を推進してきた実績があります。
Knight は バッファロー大学で学士号を取得しました。
Covance の元会長兼最高経営責任者
Kuebler は、現在独立社外取締役兼投資家です。
10 年間の Covance の会長兼最高経営責任者を含み、彼は医薬品および医薬品サービス業界での 30 年間の経験を持ち、経験豊富な管理での洞察とともに、財務会計および事業戦略の管理での専門知識をもたらしました。
Kuebler はフロリダ州立大学から生物学理学士号を取得しました。
Chemours の元会長、社長、兼最高経営責任者
Vergnano は現在独立社外取締役です。
彼はウォーターズの取締役会で、グローバルサイエンス企業で重要なシニア執行役のリーダーシップを提供しています。Vergnano は、Chemours と DuPont で、深い業務経験を持ち、事業変革と一貫した成長をもたらした実績を有します。また、公開会社の取締役会の経験もあります。
Vergnano は、コネチカット大学で理学士号、バージニアコモンウェルス大学で経営学の修士号を取得しています。
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